英語学習に使えるサイト3選
みなさまこんにちは。テクノロジーの進歩によって、将来的に英語を学習しなくても英語が話せる、わかるようになる時代が到来するのではないかと感じているAn Explorerです。
今日は私が個人的に英語学習、主にインプットするために使用しているウェブサイトを3つご紹介します。
BBC Learning English
名前のとおり、英国放送協会(British Broadcasting Corporation)が運営しているサイトで、使用してみた感じでは英語を母語話者としない人を対象としたサイトです。様々なトピック、それからコースやジャンルで英語を聞くことができ、サイトのインターフェースもわかりやすい点気に入っています。私自身、言語学から派生する音声学(Phonetics and Phonology)を学習していたこともあり、Tim’s Pronounciation Workshopを見つけた時は心踊りました。また、シェークスピアが手がけた物語に基づいたフレーズを学ぶことができたり、ガリバーの冒険やフランケンシュタインといった名作をスクリプト付きでリスニング、リーディングすることができます。更新は平日に何かしらの更新があるため、すべてのコンテンツを消化しつくすのは困難を極めるでしょう。欠点といいますか、このサイトの話者はイギリス英語、とくにRP(Received Pronunciation )を話すため、これに慣れてしまうとTOEIC本番でアメリカ英語やカナダ英語などに遭遇した場合に備える必要があるかもしれません。イギリス英語が好きな私にとっては、とても聴き心地がよいため、重宝しています。もしアメリカ英語が好き、という学習者でしたら、CNN 10は有用な学習ツールとなる可能性を秘めています。
BBC
こちらもBBCが運営しているサイトです。はじめに紹介しましたLeaning Englishよりもニュース性の高いウェブサイトです。トップページをみてもわかるように、主に世界情勢やイギリス国内の政治等を扱うサイトですが、その他にもスポーツや文化、旅行や科学なども取り扱う総合ニュースサイトです。日本のことも時々取り上げられるので、取り上げられた時は嬉しくなって読んでいます。以前の記事で面白かったのは、日本の電車が時刻通りホームに到着できず、(この時は2分ほどの遅れだったように記憶しています)そのことについて乗客に謝罪のアナウンスをしていることが取り上げられていました。
記事を読んでいると、見たこともない単語に出くわすことがあるかもしれません。しかしわからない単語があってもスマートフォンであれば登録してある辞書で検索も可能ですし、パソコンでも今はすぐ調べることができるので、専門的な用語がでてくることもしばしばなのですが、その点は問題ないと思います。すらすら読めるようになるには文法や新聞見出しで使われる独特な言い回しなどにも精通する必要があると思いますが、私もまだまだ学習できていない部分ですので、良い習得方法を見つけたらご紹介していきたいと思います。
National Geographic
最後は、世界的に有名な雑誌National Geographicのウェブサイトです。このサイトはスマートフォンの画面ではなく、パソコンかタブレットなど、比較的大きな画面でご覧いただけると楽しくリーディングできます。というのも、ナショジオはフォトコンテストを開いていることもあり、とても壮大で綺麗な写真、グラフィックが多いからです。写真だけでなく、映像も多いです。ナショジオはサイト内で長期のツアーも提供しているらしく、近々参加を考えています。10日間ほどのツアーで、目的地やトラベルスタイルなど旅のスタイルも様々ですが、お値段が高めです…。お金と時間に余裕があれば、参加してみてはいかがでしょう。
以上、私が普段リーディング、リスニング用に見ているウェブサイトをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。TOEICのスコアアップに直接結びつくようなものではありませんが、英語圏で起きていることを英語で読むことは、文化や伝統等を学ぶことにもつながり、そこに楽しみを見つけることができれば、学習しているというよりは楽しみながら記事を読んでいる、という結果に繋がるでしょう。脳内にチップを埋め込んで、英語を学習することなく聞ける、話せる、理解できるようになるのはもう少し先の時代だと思います。それに、そのような時代がきたとしても、自分の身でもって話したり聞けたり読めたりしたほうが楽しくはないでしょうか。今回は3つ、ウェブサイトを紹介しましたが、他にも良さげなものを見つけたら、随時気ままに紹介しますので、またご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。